マンションの耐震診断を依頼する方法とは

建物の耐震基準は法律によって定められていて、一定以上の強度を確保することが求められます。

建物に求められる耐震性は法改正により引き上げられていて、1995年に発生した阪神淡路大震災以後に基準が大幅に引き上げられました。

新築マンションであれば十分な耐震性が確保されていますが、以前の建築基準法に基づいて建てられた建物は耐震性が不十分なケースがあるので注意が必要です。

一般財団法人日本耐震診断協会では建物の耐震性の調査を実施していて、調査の依頼をすることができます。

調査結果によっては補強工事が必要になる場合がありますが、日本耐震診断協会では補強工事の依頼をすることも可能です。

耐震補強を行う場合でも、必要最小限の工事を実施することで無駄な出費を抑えることができます。

ちなみに工務店や建築会社が無料でマンションの耐震診断を行って補強工事を実施するケースがありますが、過剰な工事が実施されるケースがあるので注意が必要です。